2014年3月~2014年9月

2014年3月26日(水)「プロデューサー決定!」

 

最近、部屋の中の温度が25度を上回る日々が続いている。北国出身の私としては、この時期にこの気温は生まれて初めて。困ったもんである。

 

今日は、『Project SATSUKI』の企画書を書く。どのような作品にしたいか、ジャンルはどうするのか、スタッフや制作の作業はどうするのか等々。

 いやぁ、アニメを作るのは難しいしメンドクサイものですな。

アニメーション制作を開始したのは去年の3月なのだが、スタッフには口頭や文書で適当に「こういう話にしたい」としか伝えていない。やはり限界がある。最初はきちんと始めるべきだと痛感しました。。。

 

 いつまとまるのか、それは神の味噌汁である。

 

 

3月27日(木)「原案制作開始」

 

プロデュースセクションが、原案作りに入った。……といっても、宇高プロデューサーが考える「第1原案(プロデューサー案)」の段階なので、原案の原案といったところだ。

このプロデューサー案を各セクションの責任者に回し、修正や追加、削除を経て「原案」として提出するわけ。

監督である私の仕事だが、すでにプロデューサー案の時点から参加しているので、今プロデューサー案を正式に監督検印の原案として書いている。これって、制作Pの宇高さんがやるべきなんじゃ……?

 

アニメーション作品として完成を目指しているのは、冒頭の15分程度なのだが、原案としては第1話を完成させねばならない。

第1話ということは、第2話もあります。どういうわけか、シリーズものになりそうな気配。

 

ということは、シリーズ構成も考えなきゃいけないってことかああぁぁ!

 

ってことは、シリーズ構成のスタッフも決めなきゃいけないじゃないですか!

 

 それは監督の仕事ってことで、ごまかせないでしょうか?……無理ですか、そうですか。

 

 でも、まずは原案の提出に力を注ぐことにしよう。

スタッフの皆様には苦労をおかけすることになりそうだが、どうか最後まで付き合ってほしい。

一人では決して作れないアニメーションを、みんなで完成させましょう!

 

 

 

3月30日(日)「もう絵コンテ?」

 

 プロデューサー案がまとまってきたが、一つ問題にぶち当たる。

この案を宇高プロデューサーや、キャラデザ・原画監督の柊さん、基本設定の度会さんや綾波さんに送りたい。のだが……。

 

Studio Libraryでは、オンラインストレージを開設して作品データの共有をしている(註:現在は拠点が移ってます)。だがこれは設定がややこしく、今現在共有しているのは私、柊さん、度会さん、佐﨑くんの4人だけ。だけだと!?

それ以外のスタッフには、資料を郵送しなくてはならないらしい。(埼玉にあるスタジオまで来てくれれば、それが一番いいんだけどな……)

 

早いうちに送らなきゃいけないんでしょうが、こちらもなにかと忙しいわけでして。

そのうち郵送するので、気長に待っててください。

 

さて、プロデューサー案にめどが立ち、こちらは絵コンテに手をつけている。

原案がまだ決まらないうちに描くんかい!とツッコミが聞こえてきそうだが、これには理由がある。あるんです。

 

前にもちらっと書きましたが、このアニメ制作プロジェクトの開始は1年前。なので多少設定が決まっていたり、キャラクターの骨子ができていたりする。

そんなわけで、それらを元にイメージしながら、試しに書いてみた。原案とは関連性がないわけではないのであるが、あくまで私のイメージなので。

 

さて、そろそろ脚本にも動いてもらわなくてはならない。最低でもアニメになる部分だけでも書いてもらわねば。ねばねば。

 

そしてこちらも道具を揃えねば!(実は、RETAS STUDIOの導入がまだだという事実に愕然……)

 

 

 

3月31日(月)「動画ってなんぞや?」

 

アニメの制作には様々な工程があるのだが、その中でとりわけ“アニメな作業”が動画の作業になる。

 

動画というと、動いている映像をつなげたりして編集するイメージがあるわけだが(私だけかもしれませんけどね、あはは)、アニメーション制作の過程では「絵に動きを付ける」作業になってくる。

どういうことかというと、原画と原画の間を埋める(厳密には連続したキーフレームの間を埋める)作画をするということ。

 

わかりますか?

例えば、キャラクターが画面の右から左へ歩いて移動するとします。

原画のスタッフはその最初、右端にキャラがいるコマと、最後の左端にいるコマを描きます。動画のスタッフは、その間の動きをフレーム数に合わせて描くんです。

もし1秒間のカットでその動きを描く場合は、原画の2枚をのぞいた22枚を原画さんが描かなくてはなりません。(実際には原画の間にキーフレームを入れたり、1つのフレームを2コマに入れて1秒が12コマとかになる場合が多いですけどね)

 

そんな根気のいる作業を、動画さんは日々やっているわけなのである。

一般的にアニメーターと言われる方は、この動画の仕事から入るパターンが多いとか。

 

今日はその作業を実際にやってみた。トレス台を持ってないので、ガラス製のデスクの下からライトで照らしての作業。……嗚呼。

キャラクターの表情を変えるだけの単純なカット、のはずなのに、目の動きなんかが難しい……。

 

改めて、現場で作業されている動画の方々に脱帽してしまう。でも自作とはいえ、まともな作品に仕上げたいから、根気強くやってみよう。

そして、早くRETAS STUDIOの導入をしなくては!

 

あ、もちろん絵コンテもやってますけどね。

 

 

4月1日(火)「宝の地図」

 

オンラインストレージを確認すると、基本デザイン監修の度会さんが地図を更新してくださっていた。

宝の地図!?……ではなく、作品の舞台となる岩本市の大まかな地図。残念、つまらん。いや、冗談。

 

大まかな地図といっても、道路や線路の配置は決定稿だし、主要な施設の位置も明記されている。地区の名前や駅名もわかりやすく、この設定を見ながらキャラクターを動かすことになるという重要な地図資料だ。ある意味、宝の地図よりも有用である。(そうかなぁ……?)

 

今回の更新では、ストーリーに登場しない駅名と、主要な建物の一部が追加されていた。あと、新幹線の路線も一部ですが上書きされたようだ。グッジョブ。

 

そういえば最近、綾波さんがアップロードしてくれないなーと思ったら、彼はデータ共有に参加できないのであった。しまった、忘れていた。後で連絡を取ろう。

 

ま、彼の基本設定の仕事はプロデュースなので、あまり出番はないと言えなくもないと思わなくもない。

 

そういや、最近柊さんとも連絡を取っていないではないか!

今度、メールで生存確認しておかなくては。生きてるといいですが。

 

でもその前に、自分が頑張らねば!

 

 

4月28日(月)「2年A組ダヨ、全員集合!」

 

 メンバーも10人を数えるようになり、ようやく本格始動を感じ始める今日この頃。

柊さんの提出してくれたキャラクターイメージ画を元に、第一修正案が完成。――といっても、まだ2年A組の面子だけですが、これでも25名なので多い気が。

この第一修正案を柊さんにチェックしていただき、それがさらに修正されたりして「キャラクター原案決定稿」として提出されることになるわけだ。

それを大元にして、表情集や対比表を作ってキャラクターとして完成されるというわけ。

 

……やることが多くてクラッとしますね。

 

そういえば報告してませんでしたが、アニメーションは長編ということで決着しました。正確にいうと、「劇場用長編アニメーション作品」で決定です。

つまり、2時間前後の作品を目指すことになるんですね。

この間までは、TV形式で30分の作品を何話か制作するつもりだったのだが、長編を作ることを諦めきれず、結局制作することを決めてしまった。

こうなると、続編もそれぞれ長編になる(作ればの話だが)。でも、一つ一つの話を美しくまとめなくては、単品として成り立たない。時間はともかく、苦労は10倍くらいになりそうです……(ため息)。

 

 

5月12日(月)「キャラクターが、できました」

 

というわけで、部屋の温度は30度を超え、パソコンは部屋の温度上昇を加速させるがごとくフル回転している。暑い上に熱いとなると、もう汗しか出ませんね。

これで信頼も厚ければ言うことがないのですが……監督は頼りないものだ。ほかのみんなが頼れるかというと疑問ではあるが。要は、みんなマイペースなのだ。

 

今回の題名は、近藤喜文監督作の「耳をすませば」キャッチコピーの捩りである。みなさんはわかりましたか?

 

で、その題名にある通り、2Aのキャラクターデザイン原案が無事監修の柊さんによって了承され、なんとか決定稿として提出された。めでたしめでたし。

これでキャラクターのヴィジュアルのベースができたので、今後は三面図や表情集、比較表をそれぞれ作成しなくてはならない。

……しかしこれは「本来ならばやっておかなくてはならないこと」だ。我がStudio Libraryは人数が少なく、この工程は後回しになる気がする。

要は、とっとと絵コンテに入ってしまおうというわけだ。キャラクター決定稿が上がったので、安心してキャラクターを描けるようになったのだ。――つまり、ストーリー原案が提出されたら、速攻で絵コンテを切ることに……。

 

というわけで、しばらくはストーリーに専念。

どうか、どうかもう少し快適に作業できる日和になりますように!

本当に暑いぞ!

 

 

5月13日(火)「レタス導入」

 

最近野菜をあまり摂取してないので、お腹の調子があまりよくない気がする。そんな状況に喝を入れるべく、先日レタスを注文。

そして今日、ついに届いた。本来なら15日以降のはずだったのだが、どういう誤算か本日到着の運びである。

 

さて、勘違いをされているであろう皆様に一言――。

「レタス」は野菜のレタスではありません。つまり、私の腹具合とは一切関連がございません。もし野菜のレタスを食べる気になったら、近くのスーパーに行って来て買います。

 

アニメーション制作で不可欠なものといえば、パソコンにペンタブ、そしてソフトウェア――というわけで、本日『RETAS STUDIO』の納入であった。速攻で導入を完了し、最低限のソフトウェアはこれで揃ったことになる。なるはずです。なるんじゃないかな?(ま、ちょっとは覚悟しておけ)

撮影はAdobe After Effectsで行うのがベストなのだが……コンピュータのスペックから考えて、無茶はしないことにした。コンポジットはCore RETASでやってもらおう。

いずれワークステーションでも導入して、AEでのコンポジットはそのハードウェアで……と夢が膨らみ続ける。ですが、我がStudio Libraryの資金力から考えて、いつになるのか見当もつかぬ話である……。

 

今日も暑いです。皆様も体調など崩されませんよう。

 

 

5月15日(木)「夢木が斬る!」

 

斬っているというか、切っている。とめどなく湧き上がる何かを吐き出すように、ぶった切っているのだ。何を切っているのかというと、もちろんコンテだ。

なぜ書く、描くという表現ではなく「切る」という表現なのか疑問だが、それはコンテによって時間内でカットごとに裁断する、つまり切るから。

……自分の憶測で言ってるんですが、合ってますかね?(皆様は鵜呑みにしないでください)

 

アニメーション制作では、当然ながら絵コンテである。

ということは、最低限でもカット毎に一枚は絵を描く必要があるということだ。特に自分はキャラクターの演技にこだわるタイプなので、1カットに何枚もかけることがしばしば。これでは進まないのも当然。自業自得という言葉がグルグルしている。

 

各種設定もそこそこに、コンテ用紙に向き合う日々。スタジオ内には、ペンを走らせ、消しゴムで擦り、消しカスをゴミ箱に払う音が今日も響いています。

 

……なんてキレイに表現しているが、実態は修羅場だ。

用紙が辺りに飛び散り、芯が折れて紙が汚れ、字消し板を探して机の上を書き乱し、消しカスがゴミ箱に入らずに床に散乱する――これが現実。

たまに製図用箒がゴミ箱に転落し、それを合図に休憩するのが楽しみになってきてしまった。

困ったもんだ。

 

そういえば、最近気づいたことがある。

自分は音楽を聴くのが好きなので、イヤホンを耳に突っ込んで作業することが多いのだが、音楽の方が気になって作業が滞ることが多い。

BGMらしくコンポでもって聴けばいいのかもしれないが、川鶴スタジオは近隣に迷惑がかかる可能性が高いし、奥州スタジオに関しては壁が薄くて外にただ漏れという状況になるのが否めない。……本当に困ったものだ。

イヤホンでありながら、BGMよろしく聞き流す環境にはできないのか?――この難題に答えてくれたのは、愛用しているスマートフォンなのであった。

 

まず、愛用しているイヤホンを接続し、普段通りのスタイルを整える。この時、特にイヤホン側に改造は施さない。(ちなみに、インナーイヤーを使用してます)

次にプレイヤーの設定で、イコライザでベースパートの音量を限界まで小さくし、同時にエフェクターの設定を「コンサートホール」という設定に変更。

この設定で得られる効果は、まず音源までの距離があるように感じること。スピーカーから少し離れて聞いているような、そんな効果がある。ステレオ効果もかなり弱まるので、パノラマによるインパクトが弱まって、聞き流しやすくなるような気がする。

次に、ベース音量を下げることによって、安っぽい音が完成される。スーパーの店内で聞こえるような、そんな音になるのだ。

最終的なイメージとしては、景色に馴染む音――まさにバックグラウンドミュージックとして聞き流すことができるのだ!

 

皆様は、できるだけマネしないでください。お世辞にも「いい音」とは言えない音になりますので。

それでもやってみたいという方は、WALKMANのプレイヤーの入ったスマホ……必然的にXperiaになりますが……の設定に挑戦どうぞ。くれぐれも自己責任で!

 

快適なリスニング環境を整備することは、よりよい作品づくりに直結すると信じ込んでいる夢木がお伝えしました。

 

 

5月19日(月)「お恵みを……」

 

 率直に申し上げますと、我がサークル「Studio Library」は貧乏です。

なぜ貧乏なのかというと、資金回収がゼロでありながら作品に関するところでは妥協したくないという困った性質を持っているから。簡単にいえば、小遣いをもらえない子どもが、財布にある少しのお金を遠慮なくゲームに費やしていくのと似ています。(よけいわからなくなりましたか? ごめんなさい)

どこかに所属する公認サークルなら、もしかすると多少予算配給があったのかもしれないが、完全にフリーサークルであるStudio Libraryに収入はゼロ。

当然制作はあくまで「お遊び」であるため、グロス請けによる仕事なんて来るはずもありません。完全に無名なので、パトロンも今のところ現れる予定もない。

 

そんなStudio LibraryもRETAS STUDIOが導入され、アニメーションを制作する環境はほぼ整ったように見える。

でも、肝心な“アレ”を忘れていた……。

 

動画は言うまでもなく、原画でも、コンテでも使用するハードウェア――それは、光る台ことトレス台。

通っていた高校にあったのは蛍光灯が内臓された物で、机の上に置くと厚みのせいでとてつもなく使いにくい代物だ。仕方ないので、床に置いて使用していたが……あの苦行は思い出したくありませんよ。ホントに。

昔から次世代を担う素材として個人的に注目してきた“有機エレクトロルミネッセンス”――通称有機ELを光源としたトレス台を買おうかと思った時期もあったのですが、独特の音が常時なり続けるという問題が露見し、断念して以来検討するのを放棄していた。

数日前に、久しぶりに通販で検索をかけてみると、トレス台が面白いほどヒットした。

やっぱり必要かなぁということで検討を重ねた結果、LEDを光源とした台で決着をつけることに。最初からちゃんと調べていれば、すぐに見つかった可能性が大である。この辺り、自分の怠け癖がチラリと顔を出すところ。

 

さて、一台1万円の安いやつに決めた。

買います。買うしかないので……。

 

いつか、この出費を回収できる日がやって来るのだろうか……?

いや、自己満足で制作してるんだから、別にいいじゃないか。――いやいや、それでも厳しいよなぁ……。

 

トレス台を使って制作している自分の姿を想像し、にやけてしまう夢木でした。

同時に、Studio Libraryのお財布が軽くなったことに溜息をもらす、夢木でした……。

 

 

5月23日(金)「透ける、透けるぞぉ!」

 

トレス台が納品され、机の上が狭くなりました。しかし、アニメーション制作のフィールドは広がったように思います。――そのかわり、お金に羽根が生えて飛んで行ってしまいました。

 

A3サイズのトレス台はLEDが光源となっており、非常に薄っぺらい。足を除けば1cmを切る薄さ。しかも軽いし、10段階で明るさを調節できるというすぐれもの。

 

それと、今日はタップにマスキングテープを張り、机やトレス台が傷つかないようにしてみた。おかげで大丈夫そうだが、気泡が残ってしまったのが玉に瑕。でも見えないところなので、自分を騙しながら使うことにしよう。

 

言うのを忘れていたが、今回のタイトルの元ネタは「読める、読めるぞぉ!」からの「目がああぁぁ!!」の名言を数多く輩出した某冒険アニメである。タイトルは、書くまでもないと思います。

 

紙の消費量が増えてきたので、ゴミの量も増えるのではないかと危惧している夢木であった。

 

 

6月13日(金)「岩本市と伊里市」

 

 重要な変更のお知らせ。

物語の舞台である「岩本市」という街の名前を「伊里市」に変更します。現在は各資料のチェックと修正を全速力で行っておりますので、しばらくお待ちください。

 

……こういう根本的な部分の変更は、本当に大変だ。

様々な資料を点検し、直さなくてはならない。せっかくなので、そうまでして名前を変える理由でも語ることにします。

 

岩本市

舞台である岩手県や、地元にある岩谷堂という地名の頭である「岩」と、日本の「本」を混ぜて岩本市としたのが、これまでの街の名前の由来。……まあ、私が本好きというのも否定はしない。

 

伊里市

読み方は「いさど」市であることに注意。由来は、岩手県出身のかの有名な童話作家である宮沢賢治(宮澤賢治)が描いた理想郷に登場する地名「イサド」、「伊佐戸」より。すごく田舎らしいというのも否定できない……。

 

そんなわけで、これからの舞台は伊里市だっ!!

 

 

6月14日(土)「祝、タイトル決定!!」

 

 やっと題名決定の運びとなった。これからはこのタイトルで進める。

 

 タイトル:『風街スクール』

 読み:「かぜまちすくーる」

 英題:”School of the City of Wind”

 副題:IHATOV HIGH SCHOOL

 

 風街スクール

 これが、現在Studio Libraryが制作中の長編アニメーションのタイトルである。

 今後ともよろしくです。

 

6月23日(月)「アニメーションの制作と製作」

 

昔から仲良くさせてもらっている佐々木さんが、今回「製作プロデューサー」としてStudio Libraryに参加することになった。これで、11人となる。そして、なぜか彼は本名での登録。なんでだろう……。

 

まず、注意点が一つ。

宇高亜未さんは「制作プロデューサー」。

佐々木弦さんは「製作プロデューサー」。

役割はまったく違うので、その点注意されたし。以上。

 

……とか言っても誰一人納得しないだろう。正直、アニメーションを作る勉強を始めるまで、「制作」と「製作」の違いについて考えたことなんてなかった。

 

まずは「制作」について。

これは簡単、実際にアニメーションを作る作業のことである。

ストーリーを考えるのも制作、原画を描くのも制作、彩色するのも制作。

 

対して「製作」とは。

上に書いた「制作」をするための土台作りなど。

資金集め、人事、実制作以外でのスケジュールの作成などなど。要は事務処理係だ。

 

プロデュースセクションは「制作」に関わるセクション。「製作」に関わるセクションは「風街スクール製作委員会」という名称で、佐々木さん一人にやってもらう。

たぶん、一番いそがしいセクションだろう。倒れない程度にやってもらうことになる。

 

ご紹介に預かりました、スタジオライブラリー製作プロデューサーの佐々木弦です。

本職は、ごく普通の大学生です。今日から、事務処理係になります。

現在はスタジオライブラリーの公式HPの作成を目論んでいます。乞うご期待。

赤い文字で、監督が日記に書き込み切れなかったことを書いていく予定。これは某小説家の先生のHPを参考にしております。

どうかご贔屓に。

 

 

7月20日(日)「Studio Libraryな日々」

 

我がStudio Libraryのホームページを作る計画は前々から検討していたが、今月中に公開することが決定したらしい。

本音を言えば、アニメーションの内容は完全非公開でやりたかったんですけどね……。製作Pの佐々木さんに押し切られる形で、順次アップしながらの制作になります。

今まで一切を秘密裏に行っていたわけだが。ついにヴェールを脱ぐ……!

 

とはいえ、誰がこんなちっぽけなサークルのホームページを覗くというのだ。

という趣旨のことを佐々木さんに言ったら、「自分のツイッターで公表しますよ。」だそうだ。そういえば、つい最近ツイッターを始めたとはしゃいでいたよな、彼。

そして、次の瞬間には衝撃の一言をあっさりと言ってのけた佐々木さん。

「ああ、監督日記も公開しますからね。」

 

……忙しい日々になりそうだ。このクソ暑いってのに。

 

日記を公開するなんて当たり前じゃないですか!

出来る限り短いスパンで書いてください。よろしくお願いしますよ監督~。

Twitterでは、日々の独り言を書いています。HPにこの文章が公開され次第、どんどんペースを上げていきますよー。

 

 

7月23日(水)「スタッフ募集」

 

 Core RETASの調子が悪い、と度会さんから連絡が来た。

Windows7では仮想メモリーの値がうんたらかんたら……とかなんとか。私が使うソフトはもっぱらStylosなので、Core RETASはあまり使用しないのでね。

 

絵コンテがまったく進まない。

アナログでキャラクターデザインをクリンナップしているからだ。くそう、〆切ぎりぎりじゃないか。

 

最近思うのは、同じ志を持ったメンバーが増えたらなぁ、ということである。

歳とか、性別とか、そういうの関係なく仲間がほしい。インターネット上で知り合った人でもいい。

 

そんなわけで、Studio Libraryは絶賛スタッフ募集中です。

ぜひ。

 

どうも、人事担当の佐々木です。監督のおっしゃる通り、スタジオライブラリーは仲間を探しています。ちょっとでも興味のある方は、Twitterやメールでコンタクトしてください。本当にお待ちしていますので!

 

 

7月24日(木)「自画像とコメント」

 

どういうわけか、ホームページに各スタッフの自画像と一言コメントを掲載することに決まっている。仕方がないので、自分の不機嫌そうな横顔を描きました。

 

似てなくてもかまいませんので、順次送信をお願いします。絵を描くのが苦手なスタッフも、強制的に自画像を描いてもらうので、そのつもりで。

 

さて、キャラクターデザインが遅々として進まない。

主なキャラクターのデザインは柊銀香さんに監修してもらったので、割とスムーズに進んだのだが、サブキャラクターがなかなか難しい。

たとえ1カットしか画面に登場しないキャラクターでも、しっかりとデザインしてあげる、というコンセプトだから仕方ない。絵コンテの進行とともに、デザインするキャラクターが加速度的に増加することは否めないし。

 

で、スタッフを含めたこれをご覧になっている方々に相談。

キャラクターをデザインしてみませんか?

 

これはまた、いきなりの提案ですね。仕事内容を具体的に提示して募集するなんて、許されると思ってるんでしょうか。……まあ、問題ではないのですが。

さて、HPの作成が忙しくなってきました。階層化も検討しなくては。

誰か、HPの作成をご教授くださいませんでしょうか??

 

 

7月27日(日) 「公開」

 

というわけで、本日無事に(?)「スタジオライブラリー公式HP」が公開されました。はい、拍手!

パチパチ。

 

予想以上に、情報が公開されているようだ。

これはオープンで良いことなのか、単なる公開処刑なのか、未だにはかりかねている。

……兎にも角にも、ますます気合を入れていかねばならぬようですね。

 

頑張ります。

 

 

最初はFC2の無料ホームページ作成を利用する予定だったんですが、なぜか独自ドメインを取得しての公開となりました。

気合を入れ直して、このサイトを運営していきますので、みなさまのご協力をお待ちしております。

 

 

7月29日(火) 「はやみね二次、はじめました」

 

一応、ギャラリーでの「はやみね先生二次創作活動」はStudio Libraryとはまったく関係ありませんので。勘違いされませんよう。

 

とはいえ、はやみね好きには嬉しい話である。さっそく昔描いた作品をアップ。

これは……ひどい仕上がりだ……。

 

悔しいので、アニメーション制作と並行して、はやみね先生の二次作品も描きます。

うぬぬ……。

 

スタジオライブラリーのスタッフとは別に、ギャラリーのスペースに作品を提供してくださる方をお待ちしています。

 

 

7月30日(水) 「カタツムリ」

 

「風街スクール」のストーリーというか、設定上の不都合が生じ、なかなか物語が進んでくれない。

とはいえ実際に制作するのは、その問題のシーンとは関係のない部分までなので、もっと進んでいていいはずなのだが。どうも絵コンテに気合が入らない。うーむ。

 

何か忘れてるなーと思ったら、キャラクターのクリンナップした原案がまだ途中だった……!

これはいかん、急いでトレスしなくては!

 

はやみね先生の二次作品は後回しです……。しょんぼり。

このスピードで進むと、カタツムリにも追い越されそう。

 

トップページにはやみねかおる先生の公式HP「はやみねな日々」へのバナーを設置いたしました。こころよくリンクを許可してくださった中村<燃える一介の古書店人>巧さんに、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

8月1日(金) 「寄道、それは分岐点」

 

キャラクターデザイン第三案をトボトボ描いている。いつもより紙の消費が激しい。

これはつまり、線が定まってないということなのだろう。なんだか、常に迷いながら描いているように思える。

 

そんな最中に、某製作Pの佐々木さんがポロリとこんなことをこぼした。

「ぼくらで、はやみねかおる作品を勝手にアニメ化できたら、なんか面白そうですよね」

……それは言わない約束でしょうが!!

 

余計作画に身が入らなくなった夢木であった。

 

失礼いたしました。つい本音が……。

でも、「風街スクール」のキャラクターって、はやみね作品のキャラクターをモチーフにしてるキャラが多いじゃないですか。少しは意識してるのかな、なんて思ったりしまして。ええ。

いや、口がすべりました。なんでもありません!

 

<8月7日追記>

上記の夢木さんのコメントの一部で、「製作P」を誤って「制作P」と表記しておりました。訂正し、お詫び申し上げます。

製作Pは佐々木、制作Pは宇高です。

 

 

8月5日(火) 「上達の近道は」

 

絵を描くのが確実に上達する方法なら、一つあります。

「とにかく描け!」

これです。どーやったら上手になれるのかなぁなんて考えてるヒマがあったら、とにかく絵を描き続けること。その程度のこともせず、全然絵がうまくならないなぁなどと言ってる人は、正直言って上達する見込みはありません。

 

「絵の技術を教えて~」と求めてくる人も、たまにいます。自分は「努力しろ!」という言葉を聞きたいんじゃない、実際にどう描けばいいのかを知りたいんだ、と。

 

わき目もふらずに絵を描き続けることを、自分は努力だと思っていません。それをやるのは、人が生きるのに呼吸を繰り返すのと同じで、やって当然、むしろやらなければ生きて行けないことなのです。

その上で、どうやったらもっと技術が向上するかを悩んでください。

 

とまぁ、当然のことを書いてみました。この程度ですらわかってない人が多すぎるので……。

 

立派なことをおっしゃっていますが、よく見たら制作状況の報告が一つもありませんねー。

そうなんです。実は制作が思うように進んでいないんです。……たぶん、みんな夏バテしてるんでしょうね。

 

皆様、こまめな水分補給を!

 

 

8月5日(火) 「わび、さび」

 

タップが錆びる。それはもう、見事なまでに錆びている。

おかしい。たしか、高い方のタップを買ったよな……?

 

買ってすぐに3Mの幅18mmのマスキングテープを張り、準備万端で使い始めたのですが、どこで間違ったのでしょう。部屋は一般的な湿度だろうし、水をかけたりした記憶もない。となると、汗……?

などと考えたが、稀にハズレが存在するようなことをどこかで見かけた。稀なものが手に入ったのか。さっそく自慢しようと、日記にアップするのであった。

 

で。

久しぶりにタブレットを使ったが、描きにくい。よくこれで絵を描く気になるものだ。

もちろん文明の利器であるから、アンドゥ・リドゥやレイヤーの機能は非常に便利だ。しかしそれに慣れると、どうも自分の能力が曇って見えるような気がしてしまう。

 

傲りと自信は違うのではないでしょうか。

 

タップのサビは、用紙にこびりついてしまうため大敵です。すぐに買い換えましょうね。

 

 

8月24日(日) 「カタカタカタカタ……」

 

タップの錆びを落としてみました。また錆びるまでの間ですが、なんとか使うことができそうです。

 

さて、パソコンでプロットを作成している。ブラインドタッチが得意でない自分は、打つスピードがすさまじく遅い。これで脚本のシナリオまで書くことになったらそれこそ災難だが、これは霧上さんが担当してくださってるので一安心。

 

絵を描くのが一番好きだが、やはりストーリーを考えるのも悪くない。だからこそアニメーション制作に関わってるわけだが。……全然考えていなかったが、ポストプロダクションに入ったら、どうやって人選したらいいのだろう。

まあ、いまからそれを考えて悩んでも仕方ない。とっとと、今できる作業を片付けよう。

 

Twitterで知り合った方がいっぱいいらっしゃるのですが、アニメーション制作と聞いたら尻込みされる方が多い印象です。少しだけ、寂しいような気がしました。

断言。アニメーション制作は、誰にでもできます!

 

 

9月5日(金) 「デジタルツールに関する考察」

 

アニメーションの制作は、主にアナログで紙に描く手法を取り入れていますが、それだと小規模なスタジオがアニメーションを一元的に作ることは不可能に近いです。それに、アナログ作業とはいえ、セルを使った昔ながらの手法を採用しているわけではありませんし。

 

というわけで、当然ながらデジタルツールを使いこなす必要がある。特に絵を描く人なら知っているはずだが、デジタルペイントにPCとペンタブを欠かすことはできない。(最近は、タブレット型で直接画面に絵を描くことができるノートパソコンも増えているが……)

もちろん、我がStudio LibraryにはPCがあるし、ペンタブもある。

しかしながら、アナログの作業に慣れると意外なほどペンタブの扱いに苦労する。直接描くという感覚には程遠く、慣れた者でもアナログほど自分の絵を再現することは不可能であると言ってもいい。(もちろん、これを逆手にとってデジタルならではの表現をすることもあるが)

 

てなわけで、液タブを導入しました。液タブとは「液晶タブレット」のことで、PCなどの画面を直接表示し、そこに線画を描きこめるという優れたツールです。もちろんこれもアナログとは全然違う感覚ですが、前にくらべて随分と楽な印象を受けました。

でも、まだ慣れてません。これからしばらく落書きなどで描きこんだあと、RETAS STUDIOでどれだけ本領を発揮できるか試してみます。

 

それとこれはStudio Library内の事情なのですが、スタッフを改変させていただきました。色々な事情が重なったので詳しくはご報告できないのですが、協力してくださったスタッフの皆様には感謝します。

 

さて、落書きに戻ります。それでは。

 

上記にありますが、約半数のスタッフの方に事情をお話しし、除籍させていただきました。この過程にあたり、自ら去るといった形をとっていただきました。ありがとうございました。

新規の参加は、今でもこれからもいつでも受け付けておりますので、お待ちしております。

 

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